研究活動

令和3年度研究発表会

 授業動画の視聴を希望される方は,以下のフォームに必要事項をご入力頂き,送信して下さい。後日,授業動画のURLをお送りいたします。
https://forms.gle/g8qnX1tzDP5yXyzs5

令和2年度附属福岡中学校の実践資料

効果的なICT活用の取組

授業づくり基礎Q&A

授業づくり研修会

授業動画と双方向授業支援クラウドを併用した附中の実践

 感染症により臨時休校中、本校は「子どもたちの学びを止めない」を合い言葉に、在宅の生徒と共に「授業」を創る在り方を実践してきました。教師が作成した授業動画を視聴させるだけではなく、動画中に示した課題に取り組ませ、評価を受けるまでのサイクルを想定した新たな取り組みです。家にいる生徒と教師が共に「授業」を創っていくために、本校では主に二点の工夫を行いました。

国立大学法人福岡教育大学附属福岡中学校 研究部
1.生徒の活動を想定した三部構成の授業動画作成
授業動画を「導入」「展開」「終末」の三部構成にすることで、学習のリズムをつくり、生徒の活動が明確になるようにしました。生徒が使う学習プリントはホームページ上にPDFでアップロードしました。

2.双方向授業支援クラウド(ロイロノート)を活用した双方向のやりとり
生徒は授業動画の中で教師から出された課題に取り組み、「ロイロノート」で提出しました。教師はその課題に対してテキスト入力や手書き入力でコメントを付けたり、評価を行ったりして返却しました。生徒は教師からの評価をもとに学習を見直し、次の学習へつなげていきます。教師にとっても生徒の理解度を測り、次時の授業動画を作成する際の材料にすることが可能となりました。

実践例 3学年国語科「社会を動かす弁論をしよう」

大学・三附属中学校共同研究

福岡教育大学には、附属福岡教育大学、附属小倉中学校、附属久留米中学校の3つの附属中学校があります。大学を含めた4者で各教科の教育研究を行っています。その成果は3年に1度、教育研究発表会の場で報告しています。教科ごとに研究主題を設定し、大学教授の支援を受けながら、三つの附属中学校で実践を行い、協議し、研究を進めます。
(平成29年度発表の各教科等の研究主題)

教科等 研究テーマおよび副題
国語科 自律的な学習者を育てる国語科学習指導法の研究
社会科 社会をつくる社会科学習指導法の研究—現実に挑戦する学びを通して—
数学科 統合的・発展的に考える子どもを育てる数学科学習指導
—比較・分類・関連付けのさらなる充実を通して—
理科 科学概念の本質的理解を目指した理科授業の構想
—アセスメントの充実に向けて—
音楽科 表現領域「器楽」における知識・技能習得の意味や価値の実感を促す音楽科学習指導法
—身体知を獲得する学びを通して—
美術科 創造的思考力を育む美術科学習指導—感覚を通して思考を深める学習過程の創造—
保健体育科 課題発見力と解決力を育む保健体育科学習指導法の研究
—思考と試行の往還を促す学習過程の工夫を通して—
技術・家庭科(技術分野) 学びのプロセスを重視した技術・ものづくり教育
—生徒のアクティブラーニングを位置づけた学習内容・方法・形態の提案—
技術・家庭科(家庭分野) 生活を主体的に創造する力を育む家庭科授業の研究
—生徒とのルーブリックの共有を通して—
外国語科 目的に応じた「やりとり」する力を育てる英語科学習指導法の研究
—小学校外国語活動の学びを深める言語活動を通して—
学校保健 「見える化」することによって考えるこれからの健康教育
特別支援教育 自らの役割を果たす生徒の育成—活動と活動をつなぐまとめの工夫を通して—
 

教科外領域の研究

総合的な学習の時間、特別の教科道徳

「特別の教科道徳」の実施に向け、道徳の時間のあり方について校内研究会授業と協議会で研鑽を積んでいます。平成20年度~22年度は文科省の研究開発指定をうけ、教育課程の研究を行いました。その際「総合的な学習の時間」についても研究し、現在の「フロンティアタイム」「言いたか放談」を確立しました。その後も改善を重ね、平成27年度には日本生活科・総合的学習教育学会第24回全国大会(福岡大会)にて実践発表を行いました。

研究の歩み

昭和52年 形成的評価による授業改造
昭和57年 情意面を重視した授業・学習過程
昭和60年 「個のよさ」を伸ばす授業の展開
平成元年 自己を創る学習活動の展開-個に応じる教科学習と「自己学習」を場として-
平成9年 豊かな人間性を育む教育課程の創造
平成13年 豊かに生きる力を育む教育課程の創造
平成16年 考える力を伸ばす授業の創造
平成19年 豊かに生きるためのリテラシー獲得をめざして
平成20年 プランを活用して問題を解決する力の向上をめざして(特別支援教育部)
平成20年~23年 豊かに生きるためのリテラシー獲得をめざした教育課程に関する研究開発
平成25年~27年 インクルーシブ教育システム構築モデルスクール事業
平成26年 主体的に目的を達成する生徒の育成(特別支援教育部)
平成27年 21世紀型の学びを実現する授業づくり
平成29年 学校における交流及び共同学習を通じた障害者理解(心のバリアフリー)の推進事業
令和元年 学びを創造し続ける授業づくり
令和3年 個と協働の学びが響き合う授業の創造-ICTを活用した自己の気付きを通して-

教育実習の実施

教育実習

授業風景(1)
授業風景(1)
本校は、毎年9~10月に福岡教育大学の学生と本校出身の教職志望の大学生を受け入れ、教育実習を行っている。昨年度は、約70名の学生が実習を行った。教師に必要な専門的な基礎技術の習得と共に、教育に携わる喜びと厳しさを体得することを通して、教師としての使命や責任を自覚させることを目的とし、本校職員が一丸となって実践的な指導に取り組んでいる。

教職大学院実習

教職大学院生の実習では、学校教育活動の即戦力となる実践的指導力の育成、現職教員の実習では、学校や地域において、指導的役割を果たすことのできる高度な指導力や実践力の育成を目的として、毎年6月に実施している。
  • 参観する様子 参観する様子
  • 授業風景(2) 授業風景(2)

研究発表会や授業づくり研修会、学校公開

研究発表会

研究発表会を毎年11月に開催している。福岡市近郊はもとより全国から多くの教育関係者に参会していただき、研究の成果を提案している。
  • 発表会の授業風景 発表会の授業風景
  • 協議会の様子 協議会の様子

授業づくり研修会

毎年2月に、教職経験年数が短い先生方を対象に、授業づくりのポイント等を紹介・交流する研修会を実施している。

学校公開

本校の保護者はもとより、附属小学校や公立小学校の生徒・保護者にも公開し、授業の様子や生徒の学校生活の様子をご覧いただいている。

地域貢献

教育研究会での指導助言

福岡市近郊の中学校の研究発表会や研修会に本校教員を指導助言者、講師として派遣している。

Fuku-Caféの実施

授業内容を説明している様子
授業内容を説明している様子
本校の設置目的の一つである「地域のモデル校となり中等教育の充実・発展に寄与しようとする」を果たすため、前年度3回、Fuku-Caféを行った。Fuku-Caféとは、カフェのように気軽に集まり、気の向くままにおしゃべりしながら学ぶをコンセプトに平成28年より毎年実施している。Fuku-Caféで得られる教育関係の役立つ情報をおみやげとし持ち帰ってもらい、実際に活用してもらっている。このような形式にすることにより、附属福岡中学校に対するイメージを明るいものにし、福岡市近郊の学校にとって附属福岡中学校が利用しやすい存在であることを認識してもらったり、研究発表会などに対する福岡市近郊の学校からの参加者を増やしたりすることをねらった。時間は、18:30~20:30で行い、その時間内であれば、いつ来ても帰ってもよい。会場を教科、道徳、学活、ICTの活用の4つのブースに分け、来校者に興味があるブースを選んでもらい、そこでお茶を飲みながら授業等に役立つ情報を提供した。第1回目の参加者は10名もいかない程度であったが、回重ねるごとに以前の参加者がまた新たな参加者を誘い、参加人数が増加した。今後も、参加者が増えるようなイベントを企画し、地域のモデル校としての役割を果たしていきたい。